効率がいい筋トレ方法に欠かせない事として、
『正しい呼吸法』と言うのが上げられます。
正しい呼吸をすることによって鍛えている筋肉はもちろんの事、
全身の筋肉に酸素がいきわたり限界まで力を発揮することが出来ます。
あなたがボールを投げる時、息をすべて吐ききった状態でボールを投げますか?
違いますよね。
「スゥー。」と胸いっぱいに息を吸って、「ハッ!」と一気に吐ききってボールを遠くまで投げますよね。
これと同じで、人間は体に酸素が全く無い0の状態では、
力が出せない作りになっているんですね。
また、プロボクサーなどの「ラッシュ」と言われる
無呼吸状態でのパンチの連打がありますよね。
あれは、パンチを打っているその時だけ酸素を吸っていないだけで、
「ラッシュ」前は一気に体中に酸を取り込んでいます。
呼吸方法について分かりやすく説明するため、
「力こぶ(上腕二頭筋)」を例にさせて頂きます。
体を伏せる時に『息を吸う』体を持ち上げた時に『息を吐く』。
器具を使うとき場合、持ち上げる時に『息を吐き』下ろす時に『息を吸う』。
これが、筋トレの基本的な呼吸法です。
①、腕を立てた状態から腕を完全に曲げるまでに息を9割吸う。
②、腕を完全に曲げた状態で残りの1割の息を吸う。
③、腕を曲げた状態から①の姿勢に戻った瞬間にすべて吐ききる。
それと、もう1つが『意識』です!
「どの筋肉を使って筋トレをしているか?」と言う、
『意識を集中させる』ことで筋トレの結果に格段の差が出ます!
でも「どうすれば意識することが出来るの?」
と疑問に思われる方も多いと思います。
しかし、そのやり方はいたって簡単です。
そのやり方とは『筋肉を直視する』です!
力こぶを鍛える場合、しっかり力こぶを直視して
「筋肉がどう動いているか?」を見ればいいのです。
それと、器具を使った筋トレの場合は『片腕ずつ』やるのがベストです。
両腕でやれば確かに時間の短縮にはなりますが、
必ず意識が一点に集中できなくなります。
右も左も交互に意識をしていたら、
きっと、どちらの腕に意識を入れてるのか分からなくなってしまいます。
必ず片腕ずつトレーニングをしましょう!